「Tillandsia andreana」
No.17 チランジアの中でも宝石と例えられる美しい種類の植物です。
「Tillandsia andreana」チランジア アンドレアナです。
Tillandsiaはパイナップル科の中の属名です。スウェーデンの植物学者Elias Tillandz(1640-1693)から由来しています。多年草で着生植物であることの多い植物です。葉の表面を覆う「Trichome(トリコーム)」といった空気中の水分を取り込むための独特の器官があります。trichomeはギリシャ語で「髪」という意味があります。
Tillandsia andreanaは緑葉種のチランジアでトリコームの少ない種になっています。種小名の「andreana」は19世紀に活躍した造園家のエドゥアール・フランソワ・アンドレ(Édouard François André1840-1911)に由来しています。コロンビア原産で細くてしっかりした葉が半球状に展開されているのが大きな特徴です。花は真っ赤で中心から葉に囲まれるようにして咲きます。
他のエアプランツにはない外見で、すごく美しい種類です。ただ、育てるのが少し難しく、寒さと乾燥に弱いため温度管理と水の管理をしっかりしなければいけません。直射日光では葉が焼けてしまうために、明るい日陰で育てています。赤い花が見るのを楽しみにこれからも観察を続けていきたいと思います。
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