ADAPTATION DESIGN

東京藝術大学の大学院生と武蔵野美術大学の教務補助の二足の草鞋を履く男のブログ

HOMOLYRIC 「風」

「地下の車窓から冷たいコンクリート見ると
反射した車内の温風は光の塊に顔を吸われ
小さな箱の無限に夢を定義される
止まった鉄の塊は我慢していた息を深々と吐き
風達は飼い慣らされた羊のように進みだす
斜陽に立ちながら得たものを数え
その儚さに無力さとほんの少しの希望を携え
無常の風に混ざって消える」

 

この半年くらい詩を時々書くようにしています。自身の言語表現力の向上が一番の目標で、その時思った事や感覚をそのまま書き記します。ふとしたブログの息抜きとして時々上げていければと思います。

詩を書くときのペンネームを「HOMOLYRIC 」にしました。人間の為の人間による人間を描いた詩を目指しているからです。