HOMOLYRIC 「風」
「地下の車窓から冷たいコンクリート見ると
反射した車内の温風は光の塊に顔を吸われ
小さな箱の無限に夢を定義される
止まった鉄の塊は我慢していた息を深々と吐き
風達は飼い慣らされた羊のように進みだす
斜陽に立ちながら得たものを数え
その儚さに無力さとほんの少しの希望を携え
無常の風に混ざって消える」
この半年くらい詩を時々書くようにしています。自身の言語表現力の向上が一番の目標で、その時思った事や感覚をそのまま書き記します。ふとしたブログの息抜きとして時々上げていければと思います。
詩を書くときのペンネームを「HOMOLYRIC 」にしました。人間の為の人間による人間を描いた詩を目指しているからです。