ADAPTATION DESIGN

僕の提唱する「ADAPTATION DESIGN」に肉付けするための教養のブログ。という趣味を全面的に肯定するために始めたただの暇つぶし

「Zamia furfuracea」

No.65 丸い葉が特徴的な生きた化石です。

 

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「Zamia furfuracea」ザミア フルフラセアです。またの名をヒロハザミアといいます。和名はメキシコソテツです。

 

Zamiaはソテツ科の裸子植物です。Zamiaはラテン語の「a zaniae(松毯)」から由来しています。葉は羽状葉で硬く、半光沢の黄緑色で丸みのある形状をしています。雌雄異株です。

 

Zamia furfuraceaはメキシコ南東部のベラクルス州原産のザミア科の常緑小低木です。乾燥した石灰質な土壌や沿岸の砂丘上の温かい砂上に生息します。幹は短く肉厚でそこから長い茎をのばし、葉を羽状葉に展開しています。葉はとても厚く楕円形の13㎝程の葉をつけます。生きた化石と言われるほど古代から存在する種です。

 

成長が極めて遅く、丈夫な為、観葉植物として優秀な種になります。丸い葉がすごくかわいく、インテリアとして部屋におくのもいいと思います。光を好むのでなるべく太陽光の差し込むところに置いて管理します。

 

「Eucalyptus tetragona」

No.64 四角い実がかなり特徴的です。

 

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「Eucalyptus tetragona」ユーカリプタス テトラゴナです。

 

Eucalyptusはフトモモ科ユーカリ属の常緑高木です。学名Eucalyptusはラテン語の「eu-(良く)+ kalyptós(〜で覆った)」から由来しています。これは蕾の萼が花弁と合着して蓋になる様子や乾燥地でもよく育って大地を緑で被う様子から来ているとされています。主にオーストラリア原産で500種類以上見つかっており、とても成長が早いことで知られています。ユーカリの葉には種類によって様々な成分が含まれており独特な匂いを感じることができます。コアラが主に主食とするユーカリは12種類ほどあり、そのほとんどに青酸と呼ばれる毒性のある成分が含まれています。また、ユーカリの葉からは引火性の高いテルペンと呼ばれる物質を放出する。オーストラリアは山火事が多いことで有名だがその原因の一端には夏期にテルペンの濃度が上がり引火する事で引き起こるとされている。ユーカリの樹皮は非常に燃えやすいが、すぐに剥がれ落ちるため、幹自体は燃えることがなく根に蓄えた養分でまた新しい芽をつけます。

 

Eucalyptus tetragonaは、Eucalyptus属の雑種です。最近、Eucalyptus pleurocarpa(ユーカリ・プトゥロカルパ)とEucalyptus extrica(ユーカリ・エクストリカ)て現在知られている種が混同していたことが分かり分類されました。石灰質でない砂上で成長し、4〜6mほどの大きさまで成長します。葉は固く緑色の割とユーカリの中では大きく、楕円形や卵型をしています。花は11月〜2月に咲き昆虫によって受粉します。白く四角い実が特徴的で、中に細かい黒い種子が入っています。

 

ユーカリはドライにすることが簡単で、長持ちするのでおススメです。また、色味も落ち着いていて香りもするので部屋のアクセントとして凄く優秀です。ユーカリも様々な種類があるので、他の種類も紹介できたらと思います。またこの発火するユーカリの性質についてもまた違う機会に考察していこうと思います。

「 Protea repens」

No.63 アフリカのお花の力強さに憧れます。

 

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「 Protea repens」プロテア レペンスです。

 

「Protea」プロテアはヤマモガシ目ヤマモガシ科の中の一つの属です。またの名をSuikerbosやSugarbushesと呼ぶこともあります。Proteaという名前は1735年に現在の二元型命名法を公式化したCarl Linnaeus(1707-1778)によってギリシャ神「Proteus」にちなんで命名されました。Proteas属の中のProteaceaeは被子植物の中でも古代から存在するもので、花粉化石によると7500-8000万年前の上白亜紀のゴンドアナに祖先が生育していたとされています。主にアフリカやオーストラリアの南部に分布していると言われていますが、種の92%が南アフリカの世界遺産「ケープ植物相地域」でのみ自生しています。現在は世界中で栽培されていますが、その栽培方法は難しく種から開花まで5年以上かかることから、一般的な花屋で見かけるプロテア種は少し割高になっています。

 

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 Protea repensは南アフリカ南部原産で平野や1500mの山の斜面にまで粘土から砂まで幅広い土壌に耐性があります。Protea repensの種小名repensはラテン語の「匍匐する、隠れる」から由来しています。これは元々 Protea repensは「Protea mellifera」と同じ種類として扱われてきた過去があり、後に見つかった種類ということで「隠れた」という名前が付けられました。また「Protea sugarbush」と呼ばれることもあり、花の中に豊富な蜜を有していることからsugarbushという名前が付けられています。この蜜は19世紀に咳などに効く薬として使用されていました。

 

プロテアには色々な種類があり、その全てを知ることは難しいです。いつかアフリカのカープには行ってみたいと思ってます。

 

「Banksia speciosa」

No.62 葉がすごく特徴的なお花です。

 

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「Banksia speciosa」バンクシア スペシオーサです。

 

Banksiaはヤマモガシ目ヤマモガシ科の植物でオーストラリア原産です。匍匐性の低木から25mの高さの高木まで様々な形があります。Banksiaの葉は種によって大きく異なります。また大きな特徴として穂状花序の柔毛質のブラシのような花序と花の後に結実する果実があります。Banksiaは植物学者Joseph Banks(1743-1820)の名にちなんで名付けられました。

 

Banksia speciosaは西オーストラリア沿岸の灌木地に生息しており、水はけのよい土壌を好む。。灰色の樹皮を持つ幹は高さ8mにも達することがある高木で、三角形のギザギザな薄い葉がかなり特徴的な単一茎植物です。黄色がかったクリーム色の円筒形の花はスパイクと呼ばれ、小さな花で円錐形の花序を形成します。蕾ができてから開花するまでに数か月もかかります。花が乾き、朽ちたのちに袋果と呼ばれる果実が現れます。しかし堅い木質の果実が口を開くのは山火事にあった時という変わった特性があります。それはオーストラリアでは油分を多く含むユーカリが自然発火することがあり、山火事によって自分の種を絶やさないようにうまく設計されています。ちなみにユーカリも山火事の後に自身を発芽させる能力があります。

 

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花序と種子のギャップがすごくあるのが好きなお花です。ワイルドフラワーにふさわしい大きさと形状をしており、そのオーストラリアに適応するために備わった能力にうっとりとします。ドライフラワーにとても適しており、その存在感は部屋のアクセントとしてとても優秀だと思います。

「Operculicarya pachypus」

No.61 塊根植物の中の王様です。

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 「Operculicarya pachypus」オペルクリカリア パプキスです。

 

Operculicarya pachypusはウルシ科オペルカリア属のマダガスカル南西部原産の植物です。樹高は2-5mまで成長し、幹は大きく樽状に円錐形に折れ曲がり樹皮は銀白色で極端な凹凸があります。枝は淡灰色から灰褐色でジグザグに折れ曲がり成長します。葉は奇数羽状複葉で小さな艶のある葉を細かく枝に沿うようにつけます。雄雌異株なので雄株、雌株がないと結実しません。花は黄緑色の2mmほどの小さなものです。ワシントン条約Ⅱ類に指定され採取が禁止されています。

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ついに出会ってしまいました。ヤフオクにてタイミングが良く落札をしましたが、届いたものは少し弱っている様子なので、越冬に加えて少しづつ立ち直らせられればと思います。高価で希少な種類のため調べられることは調べて大切に育てていきたいと思います。

「Adenia globosa」

No.60 やっと手に入れました!

 

「Adenia globosa」アデニア グロボーサです。

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Adeniaはアラビア語の「aden(腺)+-ia」、属の作者であるPeterForsskålの植物のアラビア語名(アデンピーター・フォースカル)が由来とされています。熱帯アフリカや東南アジアが原産の多年草です。種類によって低木や樹木、ハーブ等の多くの異なる形態があり、その中でも多肉植物が多いです。

 

Adenia globosaはアフリカ東部の沿岸地域が原産のゴツゴツしたイボのような突起がある緑色の表皮が特徴の塊根植物です。種小名globosaはラテン語で「球状の」から由来しています。太く育つ塊根は原産地では直径1mまで成長することもあり、そこから伸びる枝には大きな棘がありこちらも長く成長します。葉はあまりつけないことでも有名です。また、花は緑がかったクリーム色をしています。雌雄異株なので雄株、雌株がないと結実することはありません。

 

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欲しいリストの上の方にいたアデニア グロボーサをついにゲットしました。マニアからも人気が高いこの種は塊根の中でも異彩を放っている種で、その見た目は静脈の伸びた心臓のようです。これから断水の時期になりますが、あまり水を断つ塊根部が凹むため少しずつ様子を見ながら、晴れた日を狙って水を与えて行こうと思います。

 

Scolding:「何もしない時間が生み出すもの」

No.59 一日、暇があると何もしないことが多い。映画を見たり、本を読んだり、Youtubeを見たり、部屋の植物を観察したりとまぁ何もやっていないことはないのだが、生産的な活動は何もしていない。別に外の天気が悪い訳でもないし、お金がないわけでもない。別に仕事で疲れ過ぎているわけでもない。なのに、一日全くごはんも食べずにベッドの上でゴロゴロできる私は一体何者なのだろうか?考えてみよう。

 

皆様は「Brain in a vat(水槽の脳)」という思考実験を知っているだろうか?哲学の世界ではよく用いられる懐疑主義的な思考実験で哲学者のHilary Whitehall Putnam(1926-2016)が定式化したものだ。「私たちが今体験しているこの世界はすべて水槽に浮かんだ脳が見ているバーチャルリアリティーではないか?」という考え方で、私たちに肉体が当たり前にあると思っているような根拠のない独断的な思考をを排除する為にある。映画「インセプション」ではこのようなシミュレーション仮説をよく捉えていて、夢から覚めた先も夢であるといったレイヤー構造を用いることで映画体験を通し観客に対し現実とは?と疑問を投げかけていた。つまり、このように考えることはできないだろうか?今ベッドの上で無気力にごはんも食べずにゴロゴロしている私は何もしていない生産性のないダメ人間ではなく、水槽の脳が寝ている状態でバーチャルな空間に存在する私は動くことができないのだと。

 

他の方法も考えてみよう。ガイア理論というのは知っているだろうか?化学者のJames Lovelockが仮説を提唱したもので、「地球全体が巨大な生命体である」という考え方で、生物と環境の相互作用には何かの恒常性があり、自己調整システムを有しているというものだ。私はこの論理を飛躍して考えることが好きだ。人間はそのシステムの一つであり、地球という生命体の中の一つの細胞のような役割を果たしているというもので、人間がそれぞれ自発的に行動していると思っている行動はすべてその巨大な生命体が無意識に行っている行動の一部に過ぎないという考え方だ。いうなれば、人間に限らず地球に存在するすべての生命が一つの地球を動かす小さな細胞ということになる。つまり、このように考えることはできないだろうか?今ベッドの上で無気力にごはんも食べずにゴロゴロしている私は何もしていない生産性のないダメ人間ではなく、今は動く必要のない細胞の一部であり、その時が来たら動くから心配しなくてもいいのだと。

 

もう一つ考えてみよう。働きアリの法則というものをご存知だろうか?働きアリは全体のバランスを2:6:2に保とうとする。全体の中でよく働くアリ(全体の8割の食糧を集める)は全体の2割、普通に働くアリは6割、さぼるアリが2割になるというものだ。それはさぼった2割のアリだけ抽出し観察しても2:6:2になったことからも分かるように、蟻の個体差から生まれるものではなくコロニーを形成する上で必要な役割であり、全員がよく働くアリであれば種はすぐに滅ぶという。つまり、このように考えることはできないだろうか?今ベッドの上で無気力にごはんも食べずにゴロゴロしている私は何もしていない生産性のないダメ人間ではなく、周りの人間が働き過ぎていることによる反動で生まれた必要悪であると。つまり、私までもがよく働くアリになってしまうとこの種のバランスがとれなくなるのである。

 

さて、さんざん御託を並べてきたが実際はデザインのアイディアが浮かばなくて、棚から落ちてくる牡丹餅を待っているのである。実際、このアイディアというものは厄介なもので、考えすぎても生まれないくせに、ポッと出てくることのあるつかみどころのないシャボン玉のようなものだ。つまり、このように考えることはできないだろうか?今ベッドの上で無気力にごはんも食べずにゴロゴロしている私は何もしていない生産性のないダメ人間ではなく、アイディアのシャボン玉が目の前に現れるのを待っている状態であり、そのシャボン玉をつかむことができて、初めてこのゴロゴロに意味が見いだされると。ということで引き続き、ゴロゴロして目の前に現れるシャボン玉を待つのである。