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東京藝術大学の大学院生と武蔵野美術大学の教務補助の二足の草鞋を履く男のブログ

「Cissus tuberosa」

No.51 ブドウ科の蔓が特徴的な塊根植物です。

 

「Cissus tuberosa」シッサス ツベローサです。以前はCissus mexicanaという名前で呼ばれていました。

 

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Cissusはブドウ科セイシカズラ属の常緑性多年生のつる性植物で熱帯から温帯地域に生息していて約300種が見つかっています。Cissusはギリシャ語で「蔦」という意味があります。葉は互生し単葉または複葉で、茎がつる性のものと多肉質になるものがあります。

 

Cissus tuberosaの種小名tuberosaはラテン語の「塊根」から由来していて、その名の通り茎が太く成長することが特徴です。別名のCissus mexicanaからも分かるようにメキシコが原産で主に標高1500mの乾燥地帯にある岩場に生息しています。塊根部は灰色か緑色で20〜30cmにまで成長し、塊根伸びる茎は蔓状で葉はブドウに似た切れ込みが大きく入ったギザギザな葉を展開します。

 

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生命力が凄く、その蔦は夏の時期になると伸び続けるようなので来年が楽しみです。葉も大きく、青々しているのでこれから観察するのが楽しみです。