ADAPTATION DESIGN

僕の提唱する「ADAPTATION DESIGN」に肉付けするための教養のブログ。という趣味を全面的に肯定するために始めたただの暇つぶし

Introduction :「予備校編 003」

No.47 前回の続きです。読者100人→予備校編001→予備校編002を読んでからの方がこの記事を楽しめると思います。

 

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10月のコンクールで私がついに見つけた攻略法とは受験にとって賭けの要素が強く、当たれば100の当たらなければ0の予備校が絶対に教えない方法だった。前回紹介した平面構成は色彩感覚に加え質感や構成力を総合的に評価することができる、ある程度実力なる人なら8割は確実に取れるまさに予備校ならではな描き方なのである。しかし、デッサン基礎力の乏しい私には逆にこの平面構成は難しいもので、同じ方法で勝負を挑むにはリスクが大きすぎたのだ。そんなこんなで10月のコンクールで私が提出した平面構成は、絵のうまさをかなぐり捨てたアイディア特化の作品だった。つまり、与えられたお題に対して発想力のみで勝負を挑んだことになる。確かお題は「遊具」で、当時描いた絵は滑り台だったのだが、滑り台の坂の一番下の開口の部分を見上げるような角度(つまり女の子のパンチラを見ようと男子が頑張る角度)からスーパーボールをたくさん転がしこっちに向かって跳ねてくるという絵を描いた。この構図がすぐに思いつき、絵にできたのかについては普段からパ…いやご想像にお任せする。なにはともあれ大胆な構図に間違いはなく、初めてまともな点数をもらった思い出の作品だった。

 

その後、自分のアイディアが通用することがわかり、普通の平面構成ではあんまりみないような絵を描きまくっていた。その中でもこの絵が評価されたことが私の受験で奇跡を起こすことになる。

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当時の写真、当時の絵なので立体感がないだの、影が下手だの、クオリティに関して目を瞑って欲しいのだが、これは確か「紐・縄」というお題で描いた絵だった。周りが縄のディテールを細かくかき分けている中、毛糸の球を描くというなんとも暴力的な事をしていたのは、ある意味賭けに出た自分を守る行為でもあり、少しでも奇抜な絵にしてやろうという野心があったからなのだ。

 

月日は流れ受験直前の冬期講習。いわゆるダイエットの低迷期と同じく、初心者にある絵が上手くなる伸びしろを一旦使い切ってしまい、なかなか絵が上手くならなかった私は苦手な手のデッサンをするべく予備校に通わず家で手のデッサンばっかり描いていた。当時、あのままだと受からないとされていた私が予備校に受験の後まで顔を一切出さなかったので、先生はそうとう心配していたらしい。一方私は得意のなんとかなるだろうという根拠のない自信を発揮していて焦りとかは特になかった。

 

そのまま受験を迎えることになるのだが、その話はまた今度。