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東京藝術大学の大学院生と武蔵野美術大学の教務補助の二足の草鞋を履く男のブログ

「Pelargonium carnosum」

No.10 は葉の形がとても特徴的な塊根植物の紹介です。

 

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その植物は「Pelargonium carnosum」ベラルゴニウム カルノーサムです。和名は「枯野葵」といいます。

 

Pelargoniumはフクロソウ科のテンジクアオイ属の植物の属名です。ギリシャ語の「Pelargo(こうのとり)」に由来していて、果実がこうのとりのくちばしに似ていたからです。元々ゼラニウム属にまとめられていたが1978年に分離しました。約230種が知られています。

 

「Pelargonium carnosum」の種小名はcarnosumはラテン語の「camosus(肉質の、多肉の)」から由来しています。植物学者のCarl Nilsson Linnæusによって名づけられました。南アフリカに生息しており、120㎝まで成長する種もあります。葉の形がとてもユニークで淡い白交じりの緑色のベビーリーフを思わせる形をしています。5枚に分かれた白い花を咲かせます。

 

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まだ細長く幹が育っていませんが、光をたっぷりと与えゆっくりと見守りたいと思います。寒さや乾燥にも強いですが水をあげすぎると根腐れしてしまうため注意が必要です。成長が早いこの植物を不格好にしないように気を付けて育てたいです。