ADAPTATION DESIGN

東京藝術大学の大学院生と武蔵野美術大学の教務補助の二足の草鞋を履く男のブログ

「Pachypodium Succulentum」

No.1 僕が初めて買った植物の紹介になります。

 

その植物は「Pachypodium Succulentum」パキポディウム サキュレンタムです。和名は「天馬空」といいます。

 

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Pachypodiumはマダガスカルとアフリカの固有種で、ギリシャ語のpachus(太い)+podion(足)に由来しています。

パキポディウムはとても特徴的な見た目をしていて、太く成長してく幹は乾燥した岩場や断続的な乾燥に耐える為の水を貯蔵するタンクとしての役割を果たします。また、葉が存在しない状況においても光合成ができるように幹の表面に光合成を可能とする組織を有しています。塊根の上部から棘の生えた枝を分岐し伸ばしていきます。環境に適応する能力が長けており、原産地では-10°から45°に及ぶ気温の変化にも耐えることが可能です。現在では25種発見されています。

「Pachypodium Succulentum」のSucculentumですがこちらはラテン語の「succus」(ジュース+「ulentus」(でたくさんの、いっぱい)からきており英語の「succulent」(多肉の)でもわかるように水分の多い植物だということが分かります。特徴として初夏に花はピンクや白の花を咲かせます。

 

 

育成をしてから1年程度ですが、気温が温かくなってからの葉の成長は早く元気な姿を見せてくれています。寒さにも強い個体なので気温よりも風通しや水やりに気をかけて育てています。僕が使用している土はサボテン用の土で、夏のこの時期は液肥を薄めてあげています。よく葉が落ちているのを目にしますが、これは葉として出てきたものが硬化し棘へ変化しているだけなので、水が足りなかったり、枯れているのではないと調べたら分かりました。また大きな変化があり次第報告したいと思います。

 

 

 

他のPachypodiumはこちらです。

adaptation-design.hatenablog.com